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日本と英国を行き来する2人のバイリンガルキッズの母。ロンドンで生まれた子供たちを連れて日本へ。横浜で英語で創作絵本を作るキッズ・クリエイティブ・ライティングの教室を開き、英語の絵本の出版。小学校で不登校になった息子を連れて、またまた英国へ。イギリスの自然と息子のテニス・トーナメントの応援と野菜作りを楽しむ日々を過ごしていましたが、社会人学生として大学に入学。

2013年7月26日金曜日

学校対抗テニストーナメント ブリティッシュ・テニス 

まさかの学校対抗テニストーナメント 南ウェールズ大会出場。


日本で不登校になった息子を元気づけようと、テニス好きな父親が、毎日のように近くの公園のレンタルテニスコートに連れて行った甲斐があったのか、日本では近所の方や公園で知り合った方からテニスに誘われていた息子でした。

テニスを通して友達を作ってほしいと父親が、英国でも最初にしたのは、学校への編入手続きと家族全員でテニスクラブに入会。

入ったテニスクラブは、この地域で一番か二番に規模の大きいといわれているクラブ。
「この子たち、クラブハウスに住んでいるのかしら???」と思うくらいジュニアプレイヤーがいつもたむろしているにも関わらず、誘われても入れないでいる息子。

息子が一緒にプレイできるのは、パパとママと姉だけ。

「うまいんだから、ジュニア・スクァッドの練習に参加したら?」と何度も声をかけてもらっても、遠くから見ているだけ。

昨年9月に学校にもテニス部ができたと聞いたのに、結局、入らずじまいでしたが、
突然、「5月に学校対抗のテニス大会があって、トーナメント用のテニス部ができるから、それに入ることにした。」という息子。

「えぇ。。。」というのも、そのクラブ入会の紙が渡されたのが、春休みも終わった4月。
5月にトーナメントがあるのに、今ごろテニスクラブ作っているの???

英国のテニストーナメントと言えばウィンブルドンですが、実は、ウィンブルドンはBritish tennis the Lawn Tennis Association (LTA)という早くいえば英国テニス協会が主催している英国で一番大きな大会で、このLTAが英国のいろんなところでテニスを広めようと活躍しています。

そのひとつが、この学校対抗テニス大会。なんと、小学校レベルでテニスを推薦してくれたら、テニスラケットを上げるとか、学校対抗のテニストーナメントに参加してくれた学校の生徒は、ウィンブルドンテニス大会へのチケットを無料であげるとか気前がいいのです。

そこで、それに便乗した息子の学校の4年生の担任の先生。
「5年生以上で、いままで学校以外でテニスレッスンを受けたことのある子だけが入会可能。」というテニス部を作りました。

テニスは技術的なスポーツで、個人戦なので、小学生でテニスができると言えば、親からのインプットが必須。さらに「トーナメントに出るとなると、それなりに打ち返したりする技術がなければいけない。」ということで、このテニスレッスンの経験のある子だけというのは納得するのですが、でも、そうなると公立の小学校では、大半は入れないことになるのでは。。。と思っていましたが。(日本だったら、「不公平だ。」とか親からのクレームが来そうですが。。。)

ふたを開けると、1学年60人中16名入部。イギリスでのテニスの根強さがうかがえました。
学校対戦はシングル・ダブル選となるので、16名8ペアができ、放課後の部活が行われました。

息子は、なんとファーストチームのリーダーになったと言うので、さらにびっくり。

ファーストチームとは、うまい順で、最初のチーム。1チーム4名が選ばれ、対戦順はチームで一番強いリーダー同士から。
でも、だれが息子をリーダーにしたのでしょう???
花形プレイヤーへのいきなりの昇進にも臆せず、「勝ち進んだら、イギリス本土の選手と戦うんだよ。」と喜んでいる息子。「これがうちの子?」と思うほどの劇的な成長。戸惑う母でした。。。
学校に毎日通うだけでなく、部活まで。。。心配で手放しで喜べないまま。。。
主人いわく「テニスネットも張れない学校の校庭での練習じゃたいしたことないよ。」と言っていましたが、

同じ市内でのトーナメントで、なんと息子のチームが勝ってしまい、いきなり市外戦へ。
ウィンブルドンのセンターコートへのチケットですが、8名がいけるということで、いきなり学校での抽選。もちろん、テニス部の生徒がもらえるもとの思いきや、なんと、行きたい生徒は誰でも抽選に参加できるということ。

くじ運のないの母に似て、息子はもらえず。「これって不公平じゃない!!!」と怒る母でした。

ラッキーなお友達8名は、ウィンブルドン大会5日目の金曜日に、学校をお休みして、先生に引率されてロンドンへ。
つづく


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