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日本と英国を行き来する2人のバイリンガルキッズの母。ロンドンで生まれた子供たちを連れて日本へ。横浜で英語で創作絵本を作るキッズ・クリエイティブ・ライティングの教室を開き、英語の絵本の出版。小学校で不登校になった息子を連れて、またまた英国へ。イギリスの自然と息子のテニス・トーナメントの応援と野菜作りを楽しむ日々を過ごしていましたが、社会人学生として大学に入学。

2014年5月20日火曜日

イギリスのジュニアテニス 勝利の要因 2

テニスのトーナメントで負け続けていた息子。
自分よりテニスのレート(級)の低い相手プレイヤーにまで負け続けて対戦相手にポイントを上げ続けてきた息子。

その息子が勝利にたどりついた理由はとても単純なことでした。

クラブ対抗のチーム戦が始まった第1戦。ダブルス・シングルスとも勝って帰ってきました。
 あれだけ負け続けていたのに。。。

「勝利の要因は?」と息子に聞くと。

たった一言。「チームだったから。」

 負ける理由はいっぱいあっても、勝つ理由はとてもシンプル。


 チーム戦だから勝てる。 

でも、待てよ。ダブルスの試合ならこの理由もわかるけど、一人で戦う個人戦もどうして勝てたの?

 「チームのみんなと試合の前後に話しあえたり、試合の合間に声をかけてもらえたから。」

 自分の為には勝てないけど、応援してくれる仲間の為には頑張れる。 

そんな単純な理由でした。

これでバドミントン大会のダブルス戦では勝利のメダルを持って帰ってくる理由もわかりました。

イギリスのジュニアテニス 勝利の要因2 バドミントンのシルバーメダル達
なぜダブルス戦では勝てるのか


 不登校生だった時には、なかなか入れなかった友達の輪。 今では、友達の応援が息子の一番の動力になっています。

アンディ・マレーも同じ

 そういえばよくプロアスリート達も「皆の応援があったから。」とか「応援してくれたから自分を信じれた。」というコメントをよくしますね。

テニスの4大国際大会であるウインブルドントーナメントで2013年に77年ぶりの英国人選手優勝という大きな期待に応えられたアンディー・マレー。

前年の2012年はオリンピックで金メダルを取り、その直後に開催されたウィンブルドン選手権でも優勝ができるかと大きな期待を寄せられましたが、残念ながら準優勝となって「(勝とうとして)頑張っているけど簡単にはできない。」と涙を流して選手スピーチを行いました。

そして「プレッシャーを感じるだろうとよく言われるけど応援してくれる人がいるからプレッシャーも少なくなる。」と言っていましたね。

そして、見事に翌年にはウィンブルドン優勝。みんなの応援に応えたいという強い思いが彼を優勝に導いたのですね。

イギリスと日本のテニス仲間

 不登校の時、学校で同級生が楽しく過ごしている時間に誰もいない公園のテニスコートで父親と二人だけでテニスをしていた息子。テニスクラブでの練習やトーナメントに誘われても参加できませんでした。

イギリスに来て入ったテニスクラブ。みんなで楽しそうにテニスをしている輪に入れない息子に何度も何度も声をかけ続けてくれたテニスクラブの子供達。

イギリスのジュニアテニス仲間はみんなほめ上手。練習の時もなかなかゲームに勝てない息子に対しても 「今のサーブすごいなぁ。ネットに入ってなかったら打ち返せなかったよ。」 「この前打ったBeast ball(野獣のような打ち方)見せてよ。」と声をかけてくれます。

グループレッスンに定期的に参加したり試合に出場したりと息子が頑張れるようになったのは英国に来てからでした。でも、息子は声をかけてくれた日本のテニス仲間のことを忘れていませんでした。

初めての大会出場の後に「日本でもあれだけ誘われていたんだからいつかトーナメントに出て試合をしないとね。」とつぶやいた息子でした。

最後の力が発揮できるのは自分の為でなく応援してくれる人達の為。

 以前はテニスのトーナメントに誘われても「勝つ意味がわからない。」と言っていた息子。
ようやく勝つ理由が見つかったね。

応援してくれる人たちへの思いが少しづつ息子を勇気づけてくれます。

ロンドンオリンピック VS ウインブルドン選手権

さて、2012年のロンドンオリンピックでゴールドメダル、2013年のウインブルドン大会優勝に輝いたアンディ・マレーですが、最近のテレビのインタビューでこの様なコメントを言っていました。

イギリスのテニス アンディ・マレー BBC Get Inspired インタビュー
アンディ・マレー BBC 『Get Inspired』 2014年4月 動画はこちら

「オリンピックで優勝した時とウインブルドン大会で優勝した時とどちらのほうがあなたにとっては感動的だった?」と言う質問に答えたマレー。

「オリンピックで優勝した時。あれだけの(みんなに応援される)雰囲気の中でプレーしたことはないし、(ロンドンで行われた)ホームオリンピックで優勝できることはもう無いだろうから。」

イギリス全国民が応援したロンドンオリンピックでのテニストーナメント。応援者の人数が大きければ大きいほど頑張れる力も大きいという感じですね。

息子の応援者

自分の力を信じることができなくても少しづつ自分を信じて応援してくれる人のために頑張ってみようと思い始めた息子。

アンディ・マレーほど応援者はいませんが、すごいサーブやショットを決めても何故か結果につながらない息子にテニストーナメントで知り合ったジュニア選手たちは息子の試合を見ながらそっと応援の声をギャラリーからつぶやいてくれているのです。

テニスを通して何かをつかもうとする子供達。ライバルだけど一番の理解者でもあるのです。



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2014年5月5日月曜日

イギリスのジュニアテニス 勝利の要因

 サマートーナメントシーズン始まる

 4月に入りイギリスの夏のトーナメントシーズンになりました。
イギリスでの息子のテニストーナメントシーズンは3シーズン目に入ります。 新シーズンに入りクラブチーム対抗トーナメントも始まりました。

前シーズンは試合に参戦しても負け続けていた息子が、チーム戦の試合で勝って帰ってきました。

 試合に勝ったと言っても、大会に優勝したのではありません。大会で行われる第1戦、2戦という試合(マッチ)に勝っただけですが。。。

イギリスの12歳以下のジュニアトーナメントはだいたい4ゲームか6ゲームを勝ったほうが1セット勝ち。2セット先に取ったほうがマッチを勝つことになります。

負け続けたテニストーナメント よくぞここまでという程、負け続ける息子。出る試合、出る試合ほとんど負け。

最後に勝ったのはいつのことだったかなぁ?

 息子よりランキングが下だった子達はどんどん上に上がっていくのに、英国ローンテニス協会(LTA)の選手ランキングの息子のプロファイル欄はポイントはそのまま試合の回数だけ増えていきます。

 チーム戦の二日前に出場した試合も全敗。なのに、チーム戦ではシングル戦・ダブル戦とも勝ちました。

なぜ勝てたのか?不思議に思う母でした。

バトミントンのメダル

テニスのトーナメントに参加し始めた後、学校の友だちに誘われてバドミントンのグループレッスンにも通い始めた息子。

親子ともどもテニスほど力が入れることもないバドミントンの練習ですが、なぜかトーナメントに出場すると息子はメダルを持って帰ってくるのでした。

2013年のシーズンはU13のグループのダブルスで県大会で銀メダルを持って帰ってきました。
 時間もお金もかけているテニスとは比較にならない息子のバドミントン。

テニスの試合はこんなに苦戦しているのに、どうしてバドミントンでは勝てるの???
母は不思議に思います。 謎は更に深まるのでした。。。 

それでも負ける気はないんだよ

 日本で不登校だった息子。争い事が大嫌い。。。競争が苦手。。。

日本でも「テニス上手だからトーナメントに出たら?」と誘われても「勝負はやだ。勝ったり負けたりするのは嫌だ。引き分けが好き。」と答えていた息子。うーん、テニスで引き分けだと競技にならないのだけど。。。

 イギリスでトーナメントに参戦するようになれど負け続ける息子。
息子の敗戦の度に心の折れる両親は無理にしなくてもと思っているのですが。

「僕、次の試合にも出るよ。」と負けても涼しい顔の息子。
「ここまで負け続けても出たいんだ。」と思わず聞いてしまう母に  「負けるつもりはないんだよ。」という息子の返事。
 「そうだったんだ~。」 つい1年前までは「勝つのは嫌。引き分けが好き。」と言っていたのに。。。

イギリスの学校に転校してから毎日通学できるようになった息子。怖いという口にすることが少なくなって、自信に満ちる言葉が増えてきました。

イギリスのジュニアトーナメント3シーズン目のこの4月。 いつも付き添う父親に代わり、初めて母ひとりで息子を試合に連れて行きました。

「ママにテクニカル的なことを話してもわからないからね。」と釘をさして、「勝ち負けでなくてテニスを楽しむことを考えましょう。」という励まししかできない母。

1試合目は当然の全ゲーム全敗。やはり、心の準備はしていたが。。。『笑顔が引きつらないようにしていこう』と密かに誓う母でした。

「すごい技を見せたね。」と励ますと「全部のゲームで2回だけだけどね。」と自分の試合を冷ややかに分析する息子。

 しかし、第2戦を前に突然「次の試合は勝つよ。」と言い切った息子。

『いまのは空耳???』と疑う母でした。
初めて見せた息子の意気込みにもかかわらず第2試合も4-0・4-0の全敗。

ジュニアテニスと対戦相手 

この日最後の試合は「今、試合中の負けた方の子に当たるから。」といわれて、対戦相手の試合を見ていると。。。
両選手ともポイントを逃すと悔しそうな顔をして、涙顔。しまいにはラケットを投げたり蹴ったり。

「どちらの子ともやりたくないなぁ。ポイント逃して泣いたりする選手に対してどうプレイしていいかわからなくなるんだよね。」という息子のコメント。

わかるわぁ。

 ジュニアテニスの難しいところは、相手プレイヤーも所詮は子供。感情を抑えることができない子もいっぱい。大人でもボールを打ち返せないと悔しさを隠し切れないものです。プロだってキレる時があるのだから当然かも。


ジュニアテニスのシングルスの試合は孤独なものです。

試合が始まったら、保護者はアドバイスをしたり声をかけたりできません。
「がんばれよ。」と言う声掛けすら周りから白い目で見られることも。

試合途中でスコアがわからなくなって、首をかしげている姿を見るとじれったくなります。相手選手もスコアを忘れて、子供二人がコートでぼーっと立っていると親は思わず声を掛けたくなりますが、我慢我慢。

ここで声をかけるとまわりに白い目で見られるだけでなく、大会のオーガナイザーに注意されてしまいます。

相手プレイヤーが決めるラインコールとスコア

よほど大きな大会にならない限り、テニスの公式試合にレフェリーはつきません。スコアの決め方は自己申請制(セルフジャッジ式)。ジュニアテニスも同じです。

 自分の打ったボールがコートに入ったかどうか。ポイントが自分につくか、相手プレイヤーにつくかはプレイヤー同士で同意していかないといけません。

息子が打ったボールがコートに入って「イン」になるか。コートからはずれて「アウト」になるかは相手プレイヤーの子が「アウト」とコールして決めることになります。

ジュニアテニス選手へのイギリス式アドバイス

 イギリスのジュニアプレイヤーの親は「相手プレイヤーがアウトとコールしても、疑わしい時は『Are you sure ?(本当?)』と相手プレイヤーに聞きなさい。」と子供に教えます。

 英国ローンテニス協会(Lawn Tennis Association:LTA)は協会のホームページでご丁寧にもこのスコア(点数)のコールの同意の仕方をジュニアプレイヤーと保護者に説明しています。

 LTA Homepage 『My Child's Opponents Cheat』 
「相手のジュニアプレイヤーがずるをする。」という大変ダイレクトなページタイトル。
http://www.lta.org.uk/players-parents/Supporting-your-child/My-Childs-Opponents-Cheat/

英国テニス協会ジュニア選手と保護者へのアドバイス ラインコール
英国テニス協会のホームページ

英国テニス協会は、ラインコールが疑わしい時に 「Are you sure?」と聞いて、相手が「Yes」といった場合はそのコールに同意しないといけないとしています。

ジュニア選手の親の中には「Are you sure?」と聞かず、「Was it in?(ボールはインだった?)」と聞きなさいと教えている人もいます。

 うそをつく場合「Yes」というより「No」という方が心理的に難しいという理由だそうです。
ジュニアスポーツでもこういう心理的策略が必要なんですね。

日本語だと「ボール入った?」と聞かれたら「うん。(Yes)」と同意するところですが、英語では「No」と否定しないといけないのですね。ということは、どちらの聞き方をしても返事は同じ。この問いかけは日本では心理作戦として通じないということでしょうか。

 英国テニス協会 ホームページ『My Child's Opponents Cheat(相手のジュニアプレイヤーがずるをする。)』内容に興味のある方はこちらのページを読んでみてください。(日本語訳をつけました。)


さて、謎に思っていた息子の勝利。勝利にたどりついた要因はとてもシンプルことでした。(つづく)



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(参考:British Lawn Tennis Association http://www.lta.org.uk/


関連した記事


イギリスのジュニアテニス 英国テニス協会 選手へのアドバイス ラインコールの仕方

英国テニス協会からジュニアプレイヤーと保護者へのアドバイス

『My Child's Opponents Cheat』
英国ローンテニス協会(British Lawn Tennis Association:LTA)は、ジュニアテニス大会でのラインコール(ポイントの決め方)についての注意事項をホームページで紹介しています。 

日本でのジュニアテニス大会でも大会オーガナイザーが出している同じような注意事項がありますが、英国テニス協会のアドバイスは『My Child's Opponents Cheat(相手のジュニアプレイヤーがずるをする)』というのタイトルが物語るように、最初に保護者に向けての注意が記してあります。

 イギリスのテニス界では、ジュニア選手より保護者の対処が重要になることが多いということでしょうか。

ジュニアトーナメントを主催している知り合いのコーチは、試合中に保護者とスコアやルールの議論にならないようLTAのホームページの規則記載の部分を開いて待機しているそうです。

このコーチいわく「LTAがルールをインターネットで簡単に観覧できるようにしてくれているから、レフェリーのジャッジにうるさく文句つける保護者に説明するのに助かるよ。」

さて、ラインコールのアドバイスのページを読んでみるとテニスの競技規則というよりジュニアプレイヤーの為の心得という感じです。

 英国テニス協会 Lawn Tennis Association  ジュニア選手と保護者へのアドバイス ラインコール
英国テニス協会のホームページ

以下 British Lawn Tennis Associationのホームページを引用 [英語/日本語]

My Child's Opponents Cheat 相手のジュニアプレイヤーがずるをする
Advice to Parents 保護者へのアドバイス

During a match 試合中

Remember, one bad call, in your eyes, does not constitute cheating - anyone can make a mistake, especially in the heat of a match. However, if you see a pattern appearing you should contact the referee immediately and express your concern. Unfortunately, there’s not an awful lot else you can do. It is something that all players have to learn how to deal with and the best way to learn is probably to fight it for themselves.

熱戦した試合中での間違いは誰にでもあることです。1回のコールの間違いで対戦相手がごまかしていると決めつけないこと。もし、疑わしいコールのパターンが見えた時はすぐにレフェリーに相談してください。 残念ながら、間違ったコールついて保護者はできることは、これ以上はあまりありません。ジュニアプレイヤーが自分たちでどのように対処するかを学んでいくしかありません。プレイヤーが自分の為に戦っていくことが最良な学び方でしょう。

 After a match 試合後

Immediately after the match is not the time to discuss what your child could or should have done. Support, understanding and a shoulder to cry on are the main things your child needs right then. Leave the discussion and the advice until later when things have settled down. The thing that will amaze you is how quickly they get over it.

試合直後はラインコールについてどう対処すべきだったかをお子さんと話す時ではなく、保護者はお子さんに理解を示し、慰めたりサポートすることがこの時に行うべきことです。落ち着いてからラインコールについての話し合いやアドバイスを与えましょう。ジュニアプレイヤーは保護者が思うより驚くほど早く立ち直ります。

Advice to Players 選手へのアドバイス

Calling your lines 自分側のラインコールの際

 • Be firm but fair: If you are sure that the ball was out then call it out – immediately and firmly.
しっかりとフェアに行うこと。ボールがアウトだったと確信を持つ時は、すぐにはっきりと「アウト」とコールすること。

 • If you are unsure about whether the ball was in or out then play on or if the rally has stopped play a let.

ボールがアウトかインか疑わしい時は、ラリーをやめてポイントを再開する。(レットとしてプレイする。)

 • Your opponent is allowed to challenge your calls. If they do and you are sure that your call was correct then stick to your call. You are under no obligation to play a let.

 相手プレイヤーは君のコールを取り消すことができます。その時に自分のコールが正しいと思う時ははっきりと自分の意見をいうこと。相手が疑ったからといってレットをプレイすることはないです。

 • Your opponent is allowed to call the referee if they are unhappy about your calls. The referee will come onto the court and ask you where the ball landed and if you are sure about your call. Assuming you are, then stick to your call and the referee should rule in your favour.

 相手プレイヤーはコールに不服があれば、レフェリーを呼ぶことができます。レフェリーはコートに来てから、ボールの落ちた部分がどこか聞くと共にコールが確かが聞くでしょう。もし、自分のコールが確かだと思ったら自分の意見を通すこと。レフェリーは君に有利な判定をするでしょう。

Calling the score スコアのコール

• After each point make sure you call the score out clearly.

 ポイントごとにスコアをはっきりと大きな声で呼びましょう。

 • If your opponent calls the score and you do not agree – do not play on. Discuss the score with them and if you can not agree by counting back then call the referee.

 相手が呼んだスコアに不服がある場合はプレイを止めましょう。スコアについて話し合いをして、それでも同意できない時はレフェリーを呼びましょう。

Your opponent’s line calls 相手側のラインコール

 • Your opponent is usually in the best position to call their lines. In most situations you should trust their call even if you are not sure yourself.

相手プレイヤーの方が、通常、相手側コートのラインのコールに最適なポジションにいます。疑わしい時も、よほどのことがない限り相手プレイヤーのコールを信用すべきです。

 • You do have the right to challenge their call by asking, ‘Are you sure?' If they reply ‘yes' then you have to accept the call.

 相手プレイヤーのコールに異議を言ってチャレンジできます。「本当に?」と問いかけて、相手プレイヤーが「はい。」と答えたら、そのコールを認めないといけません。

 • If you are continually unhappy about your opponent’s line calling you have the right to call the referee. The referee will not change calls that have already been made, but they will usually stay and watch to make sure that the lines are being called fairly.

相手プレイヤーのコールに何度も不服を感じる場合は、レフェリーを呼ぶことができます。レフェリーは、すでに行われた相手コールを取り消すことはしませんが、通常、その後のラインコールが公正に行われるように試合を観戦します。

 • Remember bad line calls very rarely decide matches. But how a player reacts to a bad line call can often decide a match. If you feel that you have been the victim of a bad line call then make sure that it only costs you one point by re-focusing immediately and getting on with the next point.

間違ったラインコール(バッドラインコール)がマッチの結果を決めることになることは稀ですが、バッドラインコールに対してプレイヤーがどのような態度に出るかでマッチの結果が決まることはよくあります。もしも、バッドラインコールの被害者になったと思った場合はすぐに集中しなおして次のポイントへ移ることで、1ポイントの損失だけになるようにしましょう。

 Calling lines on clay クレイコートでラインコール

• On clay, the marks left by the ball can be used to judge line calls.

クレイコートではコートに残ったボールのマークをみてラインコールの判定を行えます。

 • If a line call is in question then the player should draw a semi-circle around the mark that the ball left so that it can be examined.

ラインコールに疑問がある場合、そのプレイヤーは判定できるようにボールが残したマークの周りに半円を描くべきです。

 • If a player removes a mark then it is assumed that the ball was in.

プレイヤーがマークを消した場合はボールは「イン」と判定されます。




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参照:英国ローンテニス協会 British Lawn Tennis Association


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